◆ ベルギー カラーダイヤモンド買い付けレポート 2005年2月 Page: 1 2 3 4 5


日本にとって百害あって一利なしの朝日新聞だが、
今回の事件を別の角度から見て、“報道の自由”ということについても議論しないといけないと思う。
これに関して、ロクな論議がされていないのは一体どういうことだろうか。
小中学生に言うようなことを大マスコミに言わねばならないのかと、いささかウンザリするが、アホは導いてやらんとアカンのやろね。


朝日は、報道の自由を大きく掲げたら『葵のご紋』のように皆がハハーッと平伏すと勘違いしているし、自由とは何をやっても良いと思っている節がある。

よく言われるところであり、我々は学校で習ったけども、朝日の記者や論説委員は習わなかったらしい、何かが欠落した教師が教えると朝日の記者のような常識を知らないボケが出来上がるっちゅうことかな。

民主主義の一大原則、
ルールのない自由はない、自由にはルールがあって、人間の自由は制限されたものである。
当たり前やね、
自由や言うて赤信号無視して車走らせたら即事故や、
制服のない高校に入学できたからと言って、バカな格好して登校すれば即、親が呼び出されるに決まっている。

皆さんねえ、
朝日っていうのは上記のようなことを一々具体例を上げて説明してやらんと良し悪しの判断もつかない憐れな連中なんです。

制服のない高校について言えば、大体がそこそこレベルの高校である、在校生が一般常識を持っているから制服を廃止できた訳で、レベルが下がってバカな服装する奴が増えてくれば当然ながら服装の自由はなくなり制服が決められるだろう。
マスコミも同じだ、もし仮にまたオウムなどのようなカルト集団が現れ、大マスコミを使って大掛かりな宣伝活動を企んだとしよう、潜在的に市民生活の脅威となるものである、当然マスコミ側では自主的に規制されてしかるべきであるね。しかし普段から‘なんでも自由’だのという論調をし続け、常識に外れるような話題を国民に提供し続けていると、こんな単純で常識的な自主規制さえもされなくなる。そんなアホなマスコミ対策として為政者は徐々にマスコミ統制を強め、行き着く所は戦前の報道規制。
これが朝日の求めてやまない報道の自由の将来像だ。
まさか、そこまで・・と考える人はオウムの『事後処理』を思いだして欲しい。あのキチガイ集団に破防法が適用されなかったのは一体どういうこと!? 朝日を始めとする大マスコミの『信仰の自由、活動の自由』の一大キャンペーンの成果じゃないのか?! お蔭で未だに残党が大手を振って活動、多くの拠点で一般市民と軋轢を生んでいるし、公安はいつまで経っても気を抜けない状態だ。多くの国民は後になって、マスコミ世論に屈した政府の判断が間違っていたことに気が付いたが、後の祭り。こんなことの積み重ねが為政者の規制を生んでゆくのである。

自由ということを履き違えていると本当の自由を無くすことになる、高校生が分かっている事を大マスコミに説明しないといけない辛さ、
全く馬鹿馬鹿しくてやってられない!

報道機関として、常識内の公正さと公平さを保ちながら報道することが、報道の自由を許された者の努めだ。
テレビにしろ新聞にしろ一方に偏向した報道には、朝日に観るように闊達な論理の展開はない。彼らが自由自由と連呼するたび不自由な感覚を持ってしまうのはウッキーだけだろうか?
しかし、これが朝日新聞が言うところの民主主義。
何かオカシイと感じないか。
でも、しかたないのかもしれない、
彼らには北朝鮮がいつまでも“民主主義人民共和国”なのだから。

どうですか、
この結びと捨てゼリフ、
“何だか とっても 朝日調”
でしょ!

・ ・ ・

2月11日午前2時25分(日本時間)、
帰国便の中だ、到着まであと6時間ほど、シベリア上空くらいだろう。
今回は久しぶりにフルトハンザのフライト、KLMが満席で仕方なし、機種もジャンボではなくてエアバスA340。
ところがこれがなかなか乗り心地よい、フライト中の騒音がジャンボのような轟音ではないし比較的静か、トイレが客室の下、階段下りたところに設置されていてスッキリ、ドイツ人はオランダ人のように行儀悪くないしね。
でも残念なことに、乗り継ぎのフランクフルトで極太ソーセージを買って帰ってビールとともに食したらどんなに美味いだろうと楽しみにしていたのだけど、ブラッセルからのフライトが大きく遅れてしまって、空港内を走ってようやく大阪行きに間に合った。週末のジョギングの成果を見せられたが、買い物する時間なんてまるでなし。

食べ物の恨みは恐ろしい、ソーセージのために次回もルフトハンザでと考えるウッキーなのだ!

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◆ Back Number ◆
2005.07 Cut & Polished in Belgium
2005.04 ルフトハンザで出国
2005.02 オリーブの漬物
2004.11 ベルギーの初冬
2004.9 上手なブラフの使い方?
2004.8 2004アジアカップ
2004.4 ゴールデンウィーク に オランダ を想う・・・。
2003.11 Believe me!
2003.7 Vacances!
2003.5 日本とベルギーの規範
2003.3 ベルギー名物と言えば
2002.9 空港のネーミングについて
2002.5 ワールドカップ
2002.3 ひな祭り
2002.2 ユーロとトラブル
2001.12 プリンセス雑感
2001.11 ニューヨークの思い出
2001.9 不景気とは
2001.7 女子テニスプレーヤーというのは宝石だらけで戦っている・・・。
2000.4 ファンシーカットの好みは各国でかなり違うようだ・・・。
2000.2 天然の物が相手になるがゆえのつらさ、というのが常にある。
1999.12 私はダイアモンド業界ではゴルフの世界の尾崎みたいなものだ、といって自己紹介することにしている・・・