◆ ベルギー カラーダイヤモンド買い付けレポート 2005年2月 Page: 1 2 3 4 5


朝日新聞は以前(20年位前までは)購読していたから、その特徴をしっかり掴んでいるつもりだ、政治的な記事や論説には独特のトーンがあるね。最近でも時々ネットで社説なんかに目を通しているけども昔と同じだ、性懲りもなくいつまでも同じ調子で書いている。
朝日社説の特徴は、とにかくまず理想論から入るというところ。
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これを読み始めると病みつきになるというバカ教師がいるそうだから、彼らにとっては孔子の論語の講義を毎日やってくれてるようなものなんだろう。
しかし考えてみてほしい。
大企業経営者のモラルが問題になっている昨今であるが、そんなような問題に対して、
『まず政治家が襟を正して範となることが大事、今こそ政治に徳が求められている』
というようなトーンで社説書いて何とする。
全くその通りでグウのネも出ない正論だ、素晴らしい。このような社説出せば、バカ教師は大喜びで早速にコピーして生徒に配ることだろう。
しかしながら、中国の春秋戦国時代に必要とされたのは孔子様ではなく孫子だったように、朝日の正論は現代社会に全く何の役にも立ちマヘンな、政治家に徳を求めるのは朝日新聞が親日的になるよりも遥かに難しい事だろう、全くお笑いでしかない。

一昔前のことになるが、ペルーの日本大使公邸がテロリストに占拠され、長期間の交渉もラチあかず、ついに特殊部隊の突入によって人質1人の犠牲者も出さずに解決されたが、朝日は事件終結後も『最後まで話し合いという道を探るべきだった』という馬鹿げた論理ともつかない論理を主張し続けた。
政治は結果で評価されるべきであって、学校の児童生徒のように頑張ったから認めてあげようではダメなのである。
このことを朝日はまだ理解していない、自らの理想に合わない現実に対しては全くホッカムリを決め込み、正論のみで勝負する。

そして、理想に向かって努力することの難しさやそれを実現させるための具体策構築の難易度に触れることなく問題提起だけしておいて思考停止、読者に考えてくれと預けてしまう。
奴らの常々述べていることを簡単に言うならば、
例えば自衛隊と憲法9条について、
戦争はいけない、軍備は悪だ、戦争は人を殺すということだ、平和な世の中がよい、さあ皆さんどう思う?
とまあ、だいたいこんな感じだ。

そりゃ戦争よりも平和が良いに決まっている。しかし、外交、国土防衛という現実に身を置く者が朝日論説委員のような奴ではアブなっかしくて国の運営を任せられないではないか。万が一の時の備えが軍備、自衛力であり、それらが長い国境線の近くに常時張り付いているからこそ他国が日本に侵入して来ないとも言えるわけで、その抑止力があるからこその戦争の勃発を未然に防いでいるという論理も当然あるのである。
戦後ずっと朝日は非武装中立ということを言って来たけども、軍備を皆無にして後はどうなる、あとにはどのような現実が待っているという展開はついには聞くことがなかった。
ホンマ無責任極まりない奴らじゃ!
国民をミスリードして来た責任を問われるべきだが、この問題に関して言えば、朝日の腹の黒さは語らずとも見え見え、だから語れるわけはないのである、自衛隊なくして、ヤンキ―Go home、米軍にお帰り願った後はソ連に侵攻&占領してもらう、これがベストと考えていたのだから。

米軍や自衛隊はダメだが、中国やかつてのソ連の軍拡はOK、未だにこのサヨク思想を引き摺っているのが朝日新聞だということを国民はしっかりと理解すべきだろう。しかしながら、そんな朝日にもファンがいるのだから、朝日の読者というのは余程純粋な心の持ち主か世の変化に目を瞑りたい者なんだろうね。
とにかくそんなようなマルクス主義的な精神的バックグラウンドで文章書いているからいつまで経っても朝日の論説トーンは55年体制下、反政府、闘う民衆という時代錯誤から抜け出せない。

朝日のスタンスの異常さは、何でも軍国主義に結び付けようとすること。
けれども、戦争中に使われていたと言うだけで、それらを全部否定し捨て去ることが果たして正しい事なのか?
日本が植民地で韓国や台湾で行った政策は悪行ばかりだったのか?

日本は朝鮮半島の植民地経営で潤った事はない、バランスシートは完全に赤字の投資過剰である。日本の資本と技術によって北部には大規模な工業地帯が、南部には資本主義的な商業が発達したのは有名な話であり、北朝鮮や韓国もこれを全く否定できないのである。具体的な数字を挙げるなら、工業生産額は当初微々たるものだったのに、1933年には約3億円、35年には6億円、40年には約18億円にもなっている。インフラでは、1910年の併合時にはたった100ほどだった小学校の数は1942年には何と5,000まで増えているのだ。

しかし今の日本の小中学校でどんな教育が行われているか皆さんご存知か?
ウッキーは子供達から聞いて卒倒しそうになった。
朝鮮半島の地図を渡されて印を付けさせられる、そしてバカ教師が説明を始める、
『日本の植民地統治時代、これらの地点で勇敢な韓国人朝鮮人が独立のために蜂起したのです・・・』
くそボケカス朝日新聞、日教組、共産党、
ウッキーの頭の中は怒りで沸騰しそうだ!!

何度も述べるが、君が代日の丸について、
国旗国歌というのは国家元首と同じ、国民統合の象徴なんだから、ひとたび戦争となればそれらの元に国民がまとまらなければ勝利なんて有り得ない、こんなことは当たり前すぎて論議の対象にすらならないはず。
戦争に負けた時の日の丸、君が代ではゲンが悪いし胸クソ悪い、だから新しいものに変えようという主張であるなら賛同はしないけども理解はできる。
また、靖国神社について、
首相が参拝することに反対なのは、A級戦犯が祀られているからではなくて、戦い方を間違えて日本を敗戦に導いてしまった情けないしょぼい連中が祀られているということに反感を覚えるから、ということであればウッキーも大いに理解を表する。
しかしながら朝日の姿勢は、ダメなものはダメというオバハン的ヒステリックな単に感情的なもの。現在の国旗国歌が大多数の国民に支持されているということを無視し、A級戦犯が裁判とは名ばかりの東京裁判という異常な“戦勝国勝手法廷”での結果であるということを認識していないのは実に不可思議。

戦時中のことを全部ひとくくりにして悪と断じ、それらに関することには全く反論を許さず聞かず、自らのイデオロギーのためには記事を捏造してまでという姿勢が正しいことであるのかどうか。

年々酷くなるばかりの朝日新聞の偏向度合い。
急激に先鋭化したのはやはり1980年頃に起こった教科書問題のあたりから。
これも朝日の捏造で始まったものだ。
まさに数々の悪業。

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教科書問題のあとには、石垣島サンゴ礁事件というのもあったね。朝日の記者が石垣島の珊瑚にKYとイニシャルを掘り込んで、ご丁寧に自らそれを写真撮影、朝日紙面を大きく飾ったのを覚えている、見出しは『こんなことをするやつは誰だ!』だったな。地元のダイバーが調査した結果、朝日記者の自作自演と発覚したという事件だ。
狂っているとしか言いようがないね。

その後の慰安婦問題、今回のこともそうだが、全社挙げてやってることは珊瑚にキズつけた記者と同じだ。全て狂言、サルわまし、自ら事件をでっち上げ捏造記事書いて大騒ぎ、大問題に仕立てあげる。

サンゴ事件で朝日の社長は辞任したが、日本を貶め中国や韓国に美味しい外交カードを提供した他の捏造事件では朝日は居直ったままである。
サンゴにキズをつけるのはダメでも日本国を傷付けるのは別段構わないというのか!
もう許せん!
このクソ餓鬼どもに天誅を!!!

・ ・

とにかく今日のウッキーはしつこいぞ、
もうしばらくお付き合いを。

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2005.04 ルフトハンザで出国
2005.02 オリーブの漬物
2004.11 ベルギーの初冬
2004.9 上手なブラフの使い方?
2004.8 2004アジアカップ
2004.4 ゴールデンウィーク に オランダ を想う・・・。
2003.11 Believe me!
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2003.5 日本とベルギーの規範
2003.3 ベルギー名物と言えば
2002.9 空港のネーミングについて
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2002.2 ユーロとトラブル
2001.12 プリンセス雑感
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2000.2 天然の物が相手になるがゆえのつらさ、というのが常にある。
1999.12 私はダイアモンド業界ではゴルフの世界の尾崎みたいなものだ、といって自己紹介することにしている・・・