◆ ベルギー カラーダイヤモンド買い付けレポート 2004年8月 Page: 1 2 3
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さて、アジア杯が始まってから連日のように伝えられてきた中国人の反日行動、これに関しては大多数の日本人は努めて冷静に振舞って来ましたね、右翼が街頭で『中国人排斥運動を・・』なんて叫んで宣伝カーを転がしているわけでもなく、自民党の国会議員が『この際、憲法改正して対中国に備えないと・・』とかって言うてるのも聞かない。然れども、朝日系などの親中反日マスコミは『反日の心理も解る、日本国民は冷静に・・・』というような論調。一体これってどういうこと??? 非常に大人の対応を見せている日本国民に対して『冷静に!』と論調して、相変らず『過去の歴史問題を清算していない日本政府に責任の一端・・』と遺憾の意を表明する中国政府には全く非難を矛先を向けない。 ホント立派なマスコミで涙が出そうでありますねえ。 「偏狭なナショナリズム」に浸ってはいけない、という訳の解らんこと言うやつもおるしね。 |
この偏狭なナショナリズムとやらは何なのか? 民主党の元代表である鳩山が数年前に言い出した言葉やけどね、フィーリングとしては良く分かりますよ、でも日本語してはかなり変。 偏狭という言葉からして南海ホークス。 な、なんやて? 大阪のド真中、難波の球場も跡形ないっちゅうのに、失礼しました、南海ではなくて難解。 |
返球じゃなくて偏狭ね、金田一京助&春彦親子の監修による新明解国語辞典によりますと“かたいじで度量が小さい様子。もともと土地の狭いことを指した”とのことでございます。 少しくだけましたがまだ少し南海ホークス。かたいじ、とは何か? 度量とは? かたいじ・・他の意見(事情)は構わず、一方的に自分の考えだけを通すこと、またはその様子。 度量・・他人の言行を一概に拒否することなく受け入れる心の広さ。 次にナショナリズムやけども、 国家主義、民族主義と訳されるね、某電器屋の製品を買いなさいという運動ではございませんね、念のため。 国家主義っていうのは、個人の自由や利益を無視しても国家を至上の存在と考える主義、でありますな。 民族主義、と言いますのは、 @ 同じ民族で国家を形作ろうとする主義 A 自分の属する民族の自立と発展を政治的、文化的な最高の目標とする主義 ということでありまして、@は旧ソ連圏でソ連崩壊後に独立したバルト3国なんかがこれに当たりますな。Aはイスラエルやパレスチナなんかのことを言うのでありましょう。 な〜るほどね・・・。 日本国内的には、このような鳩山とか自民党の野中や古賀、橋本、加藤なんかが中国に対して自国を売るような言動を繰り返し、中国の好き勝手な振る舞いを助長しているのであるが、彼らが何故に反日行為に荷担するのか、当然ながら相当な金銭的見返りがあるからに違いない、ということを国民はしっかり認識すべきだろうね。 |
中国においては、未だに権力を保持している元主席の江沢民。 ウッキーもそうだが、こいつのせいでどれだけ多くの日本人が嫌中感を抱くようになったことか。まあ江沢民にとっては痛くも痒くもない問題、こやつの願望は死ぬまで歴代皇帝の如く君臨すること、そして回りの国々を属国のような扱いでもって屈服させること。 |
ますますだらしなく背筋の伸びなくなってきた日韓の指導者を見ていると、江沢民の望みは半ば成就していると言わざるをえまへんな。 しかし、このオッサンによる極端なまでの反日教育はどのように考えても理解できない、何を目的として? 自分が日本嫌いだから、ただ単にそれだけでやっているとしか思えない。 大衆の不満のはけ口なんていう解説もあるが、アホな、冗談やないでえ、日本は中国人の公衆便所か! 失礼にもほどがあるぞ。 あれだけ徹底して反日教育できたのだから他の事を教育しても絶対に上手く行くと思うのであるが。ホンマそう思いまへんか? 徹底的がお好きな共産党、明日から反日の代わりに別の方針見つけろと言いたい、農村へ帰って一所懸命米作りに励め、とか、温暖化防止のために禿山に樹木を植えろとか、何でもあるやろな。 いやホンマ、冗談抜きで、中国文明を発祥させた黄河ね、あの雄大な流れが下流の方ではほとんど水がない状態とか、大変やでえ、反日なんかやってる場合ちゃうぞ。 本当に馬鹿なことにエネルギー使っていると思いますね、これ以上反日やって何のメリットがあるわけ? 日本からの観光客は確実に減る、もしウッキーが総合商社の社長だったら中国投資は当面凍結だ、メーカーの工場建設? ロシアの方がまだマシなような気がするね、中国製品? アホくさ、誰が買うか! 出稼ぎ中国人、お前達の居場所は日本にはない、今すぐに出て行けーーーーーー! 中華料理さえ見たくないという人もいるぞ! これまで人海戦術によって安い労働力を提供し、日米他に安価な製品を供給してきた中国であるが、国民が豊かになれば労働者の賃金が上がってインフレになるという経済原則を江沢民は知らないのかもしれないねえ、まあ、まともなエコノミストが中国にいるとは思えんからな、ならば日本にはおるかって? それも怪しいけどな。 中国がどんどんインフレになれば、日本やアメリカにすれば投資とか工場建設して・・等の旨味に欠けてくる、すると当然ながら失業者大量発生、行き着く先は大不況だ。そんな事態にならないように、あるいはインフレになっても自国の技術革新で発展が遂げられるように、技術大国日本の協力が必要なのは言うまでもないことだろう。 しかし、しかし、今回のようなことが起こるなら・・?である。 本当に中国政府は何を考えているのかサッパリわからん。 |
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2005.07 | Cut & Polished in Belgium |
2005.04 | ルフトハンザで出国 |
2005.02 | オリーブの漬物 |
2004.11 | ベルギーの初冬 |
2004.9 | 上手なブラフの使い方? |
2004.8 | 2004アジアカップ |
2004.4 | ゴールデンウィーク に オランダ を想う・・・。 |
2003.11 | Believe me! |
2003.7 | Vacances! |
2003.5 | 日本とベルギーの規範 |
2003.3 | ベルギー名物と言えば |
2002.9 | 空港のネーミングについて |
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2001.12 | プリンセス雑感 |
2001.11 | ニューヨークの思い出 |
2001.9 | 不景気とは |
2001.7 | 女子テニスプレーヤーというのは宝石だらけで戦っている・・・。 |
2000.4 | ファンシーカットの好みは各国でかなり違うようだ・・・。 |
2000.2 | 天然の物が相手になるがゆえのつらさ、というのが常にある。 |
1999.12 | 私はダイアモンド業界ではゴルフの世界の尾崎みたいなものだ、といって自己紹介することにしている・・・ |