◆ ベルギー カラーダイヤモンド買い付けレポート 2003年3月  Page: 1 2 3 4

これから先は、ウッキーの辛口トーク集です。
日頃からウッキーの辛口はちょっと・・・という方はご遠慮ください。

タモリ氏のお昼の番組が長寿世界一でギネスに載ったとかいうことが話題になっていたが、ウッキーに言わせればバカさ加減でもギネスに載せてもらったら、である。
サラリーマン時代、昼休みに会社の食堂を覗くと間違いなく氏の声が聞こえたし今でも蕎麦屋なんかに昼メシ食べに行くと高校野球のシーズン以外はこればかりだ。「ギネス記念」に小泉首相までが電話に出てきて『いいとも』とかやってたというから呆れて声も出ない、1億2千5百万総白痴状態でんな。
「多くの人に支持されているからギネスに載った、ウッキーは何をほざく」という人に一言、喜んで見てる人は少ない、あの時間は白痴番組のオンパレード、その中で有名人がよく出て来るということで消去法による消極的な選択である、ということに気が付いている人は案外多いはず、何となくのムードでテレビを眺めているにすぎないことを番組関係者は解ってないやろね。
バカな政治家や官僚には当然怒りをぶつけるべきだが、白痴番組垂れ流してるマスコミにも国民はもっと怒りを見せるべきである。

日曜の朝、サンデーなんとかという番組を見るともなしに眺めていたら、

『100円を両替するのに200円かかる、新しい銀行についていけるか?』なんていうテロップが目に入った、100円玉を100個の一円玉に換えるのに200円手数料を払わないといけないらしい。ことの是非は、ウキ氏にとってどうでもいい、番組制作者のオバハン的な感覚に失望というか現実にある大きな問題をマスコミ関係者はやはりあまりわかっていない(なんのかの言いながらマスコミっていうのは給料がええからな)、ということを再認識した次第である。 イメージ画像

マスコミが第4の権力と言われるようになってもう20年以上経つだろう。この第4というのはどんな意味なのか、立法、司法、行政に次ぐ権力という捉え方もあるだろう、しかしウキ氏の解釈は、歴史においてローマ皇帝、中国皇帝、アメリカ大領領と並ぶくらいの影響力を持っているというものだ。つまらない商品でも繰り返しCMを見せたらそこそこは売上が作れる、筑紫哲也みたいなどうしようもない時代遅れサヨク・ニュースキャスターでもテレビに出る事によって言ってる事がもっともらしく聞こえたりするし影響されて北朝鮮がええ国やなんて思わされた可哀想な国民もたくさんいるのである。ウキ氏はええかげんな事を言っているのではない、氏の番組で北朝鮮イメージアップの表現が幾度となく出てきているのは有名な話である、『朝鮮民主主義人民共和国は・・・』というれいの媚を売った呼称で − NHKもまだこの呼称使っているのかな、朝鮮総連に抗議されてから正式名称を使うようになったらしいが、抗議されたらなんでもハイハイと従うのか、ばからしい。英国は普通イギリスと呼ばれるけども、よく考えてみれば、これはEnglishから来ているわけでスコットランド、ウエールズ、北アイルランドの人たちを無視した非常に失礼な呼称と言える、しかしながらこれに対して英国人が怒ったという話はあまり聞きまへんなあ、誰かNHKに抗議してやってくれ、英国の正式名称は確か“The United Kingdom Of Great Britain And Northern Ireland”やったな。

さて『新しい銀行』云々であるが、何が新しいじゃ、新しいのは看板だけやないか、こんなタイトルつけるやつの勉強不足をことさら攻め立てても仕方ないが、結論から言うとウキ氏が言いたいのは『いつまでも変わらない銀行に怒りの鉄拳』である。どこか『さくら銀行』と呼ばれていたところがあったが、ホンマ桜散るやね、アメリカの投資銀行か証券会社がこれら大手都銀の増資に何千億という金を出資するらしい。この増資、当然ながら不良債権処理のためのものであるが、その出資に対しての利息は年に4.5%とか、たまらんねえ、出資が5,000億円としたら年に225億円もアメリカに日本のお金が持ってかれるわけや、アホな銀行経営者のために。なんとなく釈然としませんなあ、出すだけ出させて国有化してやればおもろいと思うが、そんなことすれば間違いなく塩ジイが淀川に浮かび竹中はんが熊野古道にぶら下げられるやろね。

ウキ氏から見ると日本の金融機関というのはあと50年やそこらは大きくは変わらないという気がする、特に大阪の場合は。今から実名を出してあげるから、クソ金融機関関係者よ、読んでたら(読んでいるとは思えないが)しっかりと目見開いて少しは頭使って考えろ。
まず何度も出て来るが、つまらん民間企業筆頭のUFJ、口座作ってもう6年近く、皆さんの振込先に指定して時には余剰金も出来て定期預金でもしよかなと思ってみてもこの間営業の人間ひとりとして来たためしがない、リーテイルに力入れるとか小口を大事にするとか言いながら結局は我々零細企業をバカにしている体質は変わらない。営業のスタッフが足りなくて・・という言い訳がなされるのだろうけども、ウキ氏とて以前はサラリーマン、かつて在籍した会社でUFJ(当時は三和)の営業マンが経理部長の前に小一時間座り込んで世間話に興じていたのをしっかりと見ている、今はそんな時代じゃない本当に時間がないとうならせめて電話くらい掛けて来たらどうだ。会社創業の時にいろいろな公的機関、法務局、税務署、市役所、NTT等など、いろいろ出向かねばならぬ先があったけども、その中でこのUFJ(三和)くらい対応が生意気で時間が掛かり、不親切、慇懃無礼なところはなかった、市役所がシステム優れた民間企業に感じられたほどだ。

もうどうしようもないほど頭に来た、とう点ではUFJの場合と同じくらいであるが、
近畿大阪銀行、ここには賠償金を請求したいくらいだ。
事の顛末、
ある日、昨年の12月だった、何の前触れもなくいきなり二人の男たちがウキ氏の小汚い狭い事務所にやって来た、やたら愛想が良くて調子良くてミナミのピンク系(ダイヤではない、念のため)のお店で呼び込みやったらよく似合いそうなやつと、ウキ氏のような丸顔実直タイプ。
『近畿大阪銀行○○支店のものですが、D社のF社長からコズミック様が優良企業とお聞きしまして、ぜひお取引願えればとお邪魔した次第で・・・』
この時、吉本ふうに『邪魔するんやったら帰って』と言えばよかったと今でも後悔しているが、ウッキーも人の子、お世辞と解っていてもやはり褒められたら嬉しい、『せやからアンタはアカン、人を見る目がないっていつも言うてるやろ』という後ろに座っている家内の言葉を思いだしながら、D社のF社長にはいつもお世話になっている、とりあえず話を聞いた。銀行の場合、自社のことを言うとき弊社と言わずに当行という、まあ気どってるね、これからして気に食わない、お前ら民間企業ちゃうんかい、そんなこと言うてるから知らん間に破綻処理国有化ちゅうことになるわけや・・・、とりあえずそのピンク氏が言うに、『当行もいろいろとございまして、これからは既成の枠にとらわれず一生懸命顧客開拓に努めまして、皆様方と共に発展してゆきたい・・・、そんなわけで御社様にもご一考願えればと・・』云々。
塩ジイの力ってことはないだろうがとりあえず多少は努力してくれたのだろう、いま政府系の中小零細企業向け融資保証枠と国民生活金融公庫の融資枠は割りと充実している、真面目にやってさえすれば低利で数百万円借りるのはそんなに難しくはないし実際そのような融資を利用している、そのような情況を説明しながら仮に2、3百万定期預金したらどんな取引をやってもらえるのか検討してくれるようウキ氏は言った。
そして年が明けて1月の半ば、ピンク氏は来なかったが丸顔君が別の上司とやって来て言うに、『きっちりとした金額は稟議にかけてみないと判りませんが、数百万の短期融資枠設定は可能です。つきましては書類を頂戴できればと。3期分の決算書のコピーと納税その他の証明書、今期これまでの試算表、法務局の法人登記簿謄本を稟議のために持ってかえりたい・・・』
面白い商品、儲かる商品は突然出て来る、そんな時のためにイレギュラーな出費のために短期資金調達準備のいい機会と考えたウキ氏は経理のオバサンをしている家内に早速かかる書類の準備を命じた、と言っても半端なものではない、こんな零細企業と言えど1期分の決算書だけで数十ページだ、これを3期分、それに納税なんちゃら試算表がどうの、コピーするだけで大変、用紙代もバカにならない、顛末を文字に記せば1枚だけども都合3度の面談時間の合計だけでも約3時間、言っておくがウッキーは時給が高いのだ、登記簿謄本を取りに地下鉄乗ったりだけで片道30分だ、『書類だけ出させて・・・というのはアカンでえ、判ってるやろな』とウキ氏が丸顔君を少し脅したのは自然な流れ。丸顔君も『大丈夫です』と自信満々で答えていたものだった。
それにもかかわらず・・である、2月初旬に返って来た回答は次のようなものだった。
『短期融資はその都度稟議にかけて・・・実行は手形融資で・・、それでよければ・・』
いわゆる無礼な“お断り”言葉の羅列、
瞬間でウキ氏は血の気の引くのを感じた。
その都度稟議やて、どアホ、お前とこはうちの親会社か、勘違いも甚だしい、その腐った脳みそなんとかしろ!!手形融資だと、ふざけるな!貴様のとこみたいな潰れかけの銀行になんでわざわざウッキーが手形きらなアカンねんな、クソ、カス、なんやて「それでもよければ・・」、しばいたろかホンマ、バカにするのもほどがある、先に飛び込んできて「お取引を」と言うたのはどっちや!!!コンクリート詰にして大阪湾に沈めるぞ!ワシと家内の時間を返せ!コピーの紙代払え!地下鉄代持って来い!謄本も金かかるぞ、
クソヤロー!!
皆さん、ホンマ失礼な話やと思いませんか、これが銀行の実態です。

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◆ Back Number ◆
2005.07 Cut & Polished in Belgium
2005.04 ルフトハンザで出国
2005.02 オリーブの漬物
2004.11 ベルギーの初冬
2004.9 上手なブラフの使い方?
2004.8 2004アジアカップ
2004.4 ゴールデンウィーク に オランダ を想う・・・。
2003.11 Believe me!
2003.7 Vacances!
2003.5 日本とベルギーの規範
2003.3 ベルギー名物と言えば
2002.9 空港のネーミングについて
2002.5 ワールドカップ
2002.3 ひな祭り
2002.2 ユーロとトラブル
2001.12 プリンセス雑感
2001.11 ニューヨークの思い出
2001.9 不景気とは
2001.7 女子テニスプレーヤーというのは宝石だらけで戦っている・・・。
2000.4 ファンシーカットの好みは各国でかなり違うようだ・・・。
2000.2 天然の物が相手になるがゆえのつらさ、というのが常にある。
1999.12 私はダイアモンド業界ではゴルフの世界の尾崎みたいなものだ、といって自己紹介することにしている・・・